「お疲れ様でした」の気持ちを込めて・・・
定年退職の場合も、中途退職の場合も、「お疲れ様でした」の気持ちと新しい人生への門出を応援する気持ちを込めて贈るのが退職祝いです。
家庭では家族みんなで食卓を囲んでプレゼントを渡したり、職場では送別会などを開いて花束やその他の記念品を渡すのが一般的です。
退職祝いの平均予算
親や兄弟姉妹への退職祝いなら10,000円から30,000円程度、お世話になった上司や先輩なら5,000円から10,000円程度、同僚や友人・知人なら3,000円から5,000円程度が目安になります。
ただし、親への退職祝いは、兄弟姉妹や親戚と出し合ったり、職場関係の人への退職祝いは同僚と出し合って記念に残るプレゼントを贈るという方法もあります。
退職祝いは、紅白の水引を蝶結びにした「のし」をつけ、表書きには、「御退職御祝」「祝定年御退職」「御祝」などと書きます。
退職祝いを贈る時期
退職祝いは、退職の発表があってから1〜2週間以内に贈るのが一般的ですが、送別会がある場合は、当日に渡すのがベストタイミングです。
おすすめの退職祝いプレゼント
●メッセージ入り記念品
本人の名前や、家族や同僚の感謝の言葉などを記した寄せ書きボード、時計、フォトフレーム、似顔絵などは、いつまでも心に残る退職祝いプレゼントになります。
●花
花束やランの花の鉢植えは、感謝とお祝いの気持ちを伝える最良のプレゼントになります。特に、送別会などでは、記念品と一緒に花を添えるとその場の雰囲気が一気に盛り上がります。
●お酒・グルメ
アルコールが苦手でなければ、特別な銘柄の日本酒や焼酎、ワインなどは、最高の退職祝いになります。ラベルや瓶に名前を刻印したり、カップやグラスをセットで贈ると、さらに喜ばれます。
●旅行券・温泉券
子供や孫からの定年退職祝いとして、よく選ばれるのが旅行券や温泉券です。家族からの感謝と労いのメッセージを添えて贈ってみましょう。
●趣味関連グッズ
本人の好きな趣味がわかっていれば、その趣味に関するグッズを贈るととても喜ばれます。趣味関連の書籍やDVDなどもおすすめです。