新居での生活に必要なものを選ぼう
新しく家を建てたり、マンションを購入して入居した場合に贈るのが「新築祝い」です。
物入りな時なので、現金や金券、商品券などのお祝いが喜ばれますが、玄関や居間に飾る花や観葉植物、新居での生活に必要なインテリアグッズなどもおすすめです。
新築祝いの平均予算
親・兄弟・親戚などの身内は、10,000円から30,000円、友人・知人は、5,000円から10,000円、会社の同僚は5,000円が最も多くなっています。
新築祝いののしは、何度繰り返しても良いお祝いとされているため、結び切りではなく紅白の蝶結びにします。表書きは「祝御新築」「御新築(御)祝」などと記入します。
新築祝いを贈る時期
新築祝いは、お披露目会に招かれた場合にその場で渡すのが基本ですが、出席できなかったり、特にお披露目会を開かなかったりする場合は、新居に入居後半月から1〜2ヶ月以内に贈るのがマナーとされています。
新築祝いのタブー
新築祝いに「赤いもの」は、火事を連想させるためタブーとされています。また、絵画や壁掛けインテリアグッズなど、壁や柱に穴を開けないと使えないものは、先方のリクエストがない限り避けたほうが無難です。
上司など目上の方への新築祝いは、現金や商品券を避けて品物で贈るのがマナーですが、マットやスリッパなど「踏みつけて使うもの」は、あまり喜ばれません。
おすすめの新築祝いプレゼント
●花・観葉植物
新築祝いに最も多く選ばれているのが、数種類の花を組み合わせた盛り花や、鉢植えの花、観葉植物などです。また、空気をきれいにする光触媒フラワーや、ケース入りのプリザーブドフラワーなども喜ばれます。
●インテリアグッズ
傘立てやスリッパラック、ウエルカムボード、花瓶、タオルハンガー、置時計などのインテリアグッズも新築祝いとしてよく選ばれます。大型のものは、先方に希望を聞いてから贈るようにしましょう。
●キッチングッズ
新しいキッチンには、やはり新しいキッチングッズを揃えたくなります。鍋やフライパン、ポット、ケトル、調味料入れ、ティーカップセットやその他の食器セットも新築祝いのプレゼントとしておすすめです。
●電化製品
電気炊飯器やオーブン、電子レンジ、掃除機、小型冷蔵庫などの電化製品も新築祝いとしてよく選ばれます。電化製品を選ぶ場合は、他の人と重ならないよう、先方の希望を聞いてから選ぶようにしましょう。
●カタログギフト
新居に必要なものを自由に選べるカタログギフトも、新築祝いとして人気があります。特に、何を選んだら良いかわからない場合や、遠方に住んでいる方へのプレゼントとしては最適です。